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キッチンカーで飲食店を始めよう

始める前に確認してほしいこと

このサイトをご覧になっている方は、少なくてもキッチンカー(ケータリングカー)での移動販売に興味がある方だと思います。車はどういうものにしようか。こんなものを売ったら人気が出るかもしれない、年収はいくらで……等、頭の中では色々な想像が膨らんでいるかもしれません。

でもちょっとまってください。あなたはキッチンカーについてどれくらい知っていますか? 漠然としたイメージだけで開業しようとしていませんか?

ここではキッチンカーでの移動販売を始める前に確認しておいた方がいい事柄について紹介します。
場合によっては「開業しない」という選択もあることを頭の片隅に置いておいてください。

 

1.キッチンカー(ケータリングカー)についてどれくらい知っていますか?

まだ始めてもいないのだから知らないに決まっているじゃないか!!と思う方もいるかもしれませんが、開業する前にその業界について知っておくことはとても大切なことです。もし漠然としたイメージだけで開業しようとしているならば少し無謀かもしれません。

イメージだけで始めてしまうと「思っていたのと違う。こんなはずじゃなかった!!」ということにもなりかねません。実際、一年もしないで辞めてしまう人も少なくありません。

できれば実際にキッチンカーで移動販売をされている方にお話を聞いてみてください。

いきなり行って話を聞くのもなぁ……という方はキッチンカーを制作している会社に聞いてみるのもいいかもしれません。

このページを書いている私がいうのもなんですが、インターネットや本だけの情報ではなかなかリアルな部分はわからないものです。
せっかくお店を作るのですから後悔しないようにしましょう。

 

2.家族の了承を得ていますか?

お店を始めるということは、自分のことであって自分だけの問題ではありません。いくら固定店舗より初期費用が安く済むといっても、決して少ない出費ではありません。場合によってはローンを組むということもあります。また、サラリーマンを辞めてキッチンカーを始める場合、前年より収入が減ってしまう可能性もあります。

ご家族とよく話しあってから決めましょう。

 

3.資金は足りていますか?

どのような車にするかなどによって、いくら必要になるかは変わってきますが、少なくとも初期費用+100万円はあったほうが安心でしょう。というのも半年から1年くらいはなかなかうまくいかない可能性があるからです。事業というのは開業したら終わりではありません。開業後にも材料費や出店料、交通費、光熱費などいろいろと経費がかかります。せっかく大きなイベントに出られるチャンスなのに材料費がなくて出られない…なんて悲しいですよね。そんなことにならないためにもある程度の運転資金は用意しておいたほうがいいでしょう。

また、初期費用+100万円というのは個人で開業した場合の話です。会社での開業や従業員を雇う場合などはもう少し用意しておいたほうがいいかもしれません。

 

4.会社との両立はできませんか?

これは現在、会社に勤めている方に考えて欲しいことです。
なぜ、会社と移動販売の両立ができないか考えて欲しいかというと、正直なところ平日の営業場所の確保が難しいからです。
正確には平日に売上が見込める場所の確保が難しい…ですが。

土日や祝日などはイベントなどである程度の収益を見込めるのですが、平日はなかなか売上的に厳しいものがあります。私の場合、最高で3万円ほど、ひどい時には400円なんてこともありました。もちろん出店場所や商材によるのですが周りの方のお話を伺った感じでは2万円あればいいかなといった感じです。ここからさらに材料費や出店料、遠い場所であれば交通費などを引かなければいけないので純利益はちょっと悲しくなってきます。

以上の理由から、軌道に乗るまでは平日に会社・休みの日に移動販売というようなスタイルで進めてみてはいかがでしょうか。

 

5.従業員は必要ですか?

結構多いのが、友達や恋人と開業したけど仲が悪くなってしまい廃業というケースです。このような場合、始める時に仲が言い分、きっちりとした事業主と従業員という関係が築きにくいようです。上手くいっているときはいいのですが、問題が発生するとどっちの仕事量が多いとか、資金を出したのは自分のほうが多いとか、たちまち収集がつかなくなってしまいます。始める前に最低限の取り決めはしておいたほうがいいかもしれません。

また、従業員を雇うということは、その分毎月のお給料が発生するということです。おまけに雇用保険、そして雇用に関する各種手続きなど、手間と出費がかなり増えると思ってください。

新しいことを始める時、どうしても一人だと不安になってしまい、一緒に始めてくれる仲間が欲しくなってしまうのはわかります。ですが、従業員を雇うということはそれなりにリスクも伴うということを理解しておいてください。

どうしても人出が必要なときは、まずはご家族に手伝ってもらえないか確認してみましょう。

 

6.事業がうまくいかなかった時のことを考えていますか?

どうしても開業するときというのはプラスのことばかり考えてしまいがちです。
ですが、開業したからといってみんながみんな成功できるわけではありません。
もしも事業が上手くいかなかった時のこともちゃんと考えておきましょう。
成功者は自分を追い込み背水の陣で成功したというサクセスストーリーを聞いたことがあるかもしれませんが、それは一部の人だけです。それこそメディアに取り上げられるような……大部分の成功者はちゃんとリスク回避もした上で堅実に事業をしていると思います。